CPAラーニングは、簿記や会計を無料で学べることで注目されていますが、その評判については様々な声が聞かれます。
多くの方が「本当に無料で大丈夫なのか」「何か裏があるのでは?」といった疑問を抱いているのではないでしょうか。
この記事では、そのような不安を解消するため、CPAラーニングの評判の真相を徹底的に掘り下げます。
なぜ無料で高品質なサービスが提供できるのか、その仕組みから実際の利用者が感じるメリット・デメリット、そして本当に合格できるのかまで、客観的な情報に基づいて詳しく解説していきます。
当メディアの管理人の体験談も含めて記事にしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
当記事の主なポイント
- CPAラーニングが怪しいサービスではない理由
- 完全無料で利用できるビジネス上のカラクリ
- 簿記の級ごとに効果的な使い方と注意点
- 利用者が知っておくべきメリットとデメリット
- 講座の質や講師陣に関する客観的な評価
CPAラーニングの評判|怪しいという噂を徹底調査

まず、多くの方が気にされている「CPAラーニングは怪しいのではないか」という評判の真相に迫ります。
運営会社の信頼性から、なぜ無料で提供されているのかというビジネスモデル、さらには講義や教材の質に至るまで、様々な角度からその安全性を検証します。
利用者の口コミで評価の高い講師についても触れながら、メリットだけでなくデメリットも公平に解説し、客観的な判断材料を提供します。
CPAラーニングは怪しい?なぜ無料なのか解説
CPAラーニングが怪しいサービスではないかという懸念は、主に「完全無料」という点から生じていると考えられます。
しかし、これには明確な理由が存在します。
運営元は、公認会計士試験で圧倒的な合格実績を誇る「CPA会計学院」です。このため、教育コンテンツの品質と運営母体の信頼性は非常に高いと言えます。
では、なぜ無料なのか。その背景には、計算されたビジネス戦略があります。
- CPA会計学院への誘導(広告宣伝): CPAラーニングは、将来的に公認会計士を目指す可能性のある受講者に対する、いわば体験版や広告塔の役割を担っています。無料講座で学習の質の高さを実感してもらうことで、本講座であるCPA会計学院への入学を促す狙いがあります。
- 関連サービスへの送客 :運営会社は会計人材に特化した転職エージェント「CPASS CAREER」なども手掛けています。CPAラーニングで育成した人材をこれらのサービスに繋げることで、企業側から収益を得る仕組みです。
- 有料テキストの販売 :教材はすべてPDFで無料提供されますが、紙媒体を好む学習者向けに有料でテキストを販売しており、これも収益源の一つとなっています。
- 企業のビジョン実現 :「日本の会計リテラシーを底上げしたい」という企業の社会貢献的な理念も、無料提供を支える大きな動機です。
これらの理由から、CPAラーニングは怪しいサービスではなく、しっかりとしたビジネスモデルの上で成り立っている健全な教育プラットフォームであると判断できます。
公式サイト:CPAラーニング
講義はわかりにくい?テキストの質も検証
CPAラーニングの講義がわかりにくいのではないか、という心配をされる方もいるかもしれません。しかし、多くの口コミでは「市販の参考書よりわかりやすい」と高く評価されています。
講義の質が高い理由の一つに、CPA会計学院で元々有料提供されていた講座が含まれている点が挙げられます。
長年の指導で培われた教育ノウハウが凝縮されており、初学者でもつまずきやすいポイントを丁寧に解説する構成になっています。
また、教材テキストの質も非常に高いです。市販されている書籍と同等の内容が、PDF形式で無料でダウンロードできます。
図やイラストが豊富で、視覚的にも理解しやすいように工夫されています。
ただし、教材がPDFである点には注意が必要です。
講義動画を視聴しながらテキストを確認するには、パソコンとタブレットを併用したり、モニターを2つ用意したりする方が学習効率は上がります。
もし紙に書き込みながら学習を進めたい場合は、PDFを自分で印刷するか、Amazonなどで販売されている有料の書籍版を購入することを検討すると良いでしょう。
人気講師ふくしままさゆき先生などの講師陣について
CPAラーニングの講義の質を支えているのは、間違いなく一流の講師陣です。
特に簿記3級講座などを担当する、ふくしままさゆき先生は、YouTubeチャンネル登録者数が40万人を超えるほどの人気を誇る簿記教育のプロフェッショナルです。
圧倒的な実績を持つ講師陣
CPAラーニングには、ふくしま先生以外にも確かな実力を持つ講師が揃っています。
- ふくしま まさゆき先生: 米国公認会計士の資格を持ち、大手監査法人での実務経験も豊富。簿記系YouTuberとして、その分かりやすい解説には定評があります。
- 登川 雄太先生: 大学在学中に公認会計士試験に合格し、CPA会計学院の専任講師を務める実力派です。
- 柴本 玲菜先生: 税理士法人での勤務経験を活かし、簿記の楽しさを伝える講義が人気です。
このように、講師陣は全員が会計分野の専門家であり、豊富な実務経験や指導実績を持っています。
他の資格予備校と比較しても、無料でこれだけの質の高い講師の授業を受けられる点は、CPAラーニングの大きな魅力と言えます。
理論だけでなく、実務に即した視点からの解説が聞けるため、知識の定着も早いと考えられます。
CPAラーニングのメリット・デメリット
CPAラーニングを利用するにあたり、良い点と注意すべき点の両方を理解しておくことが大切です。
以下に主なメリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
完全無料で利用できる | 疑問点をリアルタイムで質問できない |
高品質な講義と教材を提供 | 学習計画・進捗管理が自己責任 |
時間や場所に縛られず学習可能(動画・PDF・アプリ) | モチベーション維持が難しい場合がある |
スマホアプリで隙間時間を活用できる(オフライン再生可) | 紙のテキストは有料購入または自分で印刷が必要 |
しつこい勧誘や営業がない | 簿記1級合格には追加の問題演習を推奨 |
最大のメリットは、追加費用なしで簿記3級から1級までの高品質なインプット講義を受けられる点です。
一般的な予備校であれば数万円から十数万円かかる内容を無料で学べるのは、費用を抑えたい学生や社会人にとって計り知れない価値があります。
一方で、デメリットは無料であることの裏返しとも言えます。専任のチューターによる質問対応や、学習スケジュールの管理といった手厚いサポートはありません。
そのため、自律的に学習を進める力と、分からない点を自分で調べる姿勢が求められます。これらの特性を理解した上で活用すれば、CPAラーニングは非常に強力な学習ツールとなります。
無料登録はこちら→CPAラーニング
スタディセレクト管理人の体験談
当メディアの管理人も実際に、CPAラーニングに登録して、講義を視聴したことがあるため、その経験についても紹介したいと思います。
私は、個人事業主として青色申告を始めるまでは、簿記については全くの無知でした。
ですが、最大65万円の青色申告特別控除を受けるためには、複式簿記で取引を記帳する必要があるため、簿記の知識が必要と判断し簿記の勉強をするようになりました。
当時、CPAラーニングのように、無料で質の高い講義を聴くことはできませんでした。
私が利用したのは、スッキリわかるシリーズ(TAC)や、みんなが欲しかった問題演習の本(※現在は新版が出ています)などの教材を使用して勉強し、日商簿記3級は1回で、日商簿記2級は7回試験を受けて合格した苦労人です。
その後、何年も後に、CPAラーニングという無料で簿記の勉強ができるサイトの存在を知りました。
メールアドレスを登録するだけで、復習したい簿記の論点を質の高い動画で学べるのですぐに登録し活用しました。
このサービスの凄いところは、講義の質が高いだけでなく、学べる内容や項目がどんどん増えていることです。
簿記だけでなく、管理会計、経理実務、ファイナンス、M&Aなど学べる内容は多岐にわたります。
私は、簿記の復習だけでなく、管理会計や経理実務、クラウド会計の使い方などもCPAラーニングの動画で学びました。
また、私は行政書士資格も取得していて、数年以内の開業を検討しているため、法務関連や経営などに関する知識も動画で学べるのは有難いです。今後も活用させていただきたいと考えています。
記事でご説明してきた通り、登録に費用は一切かかりません。
メールアドレス以外の個人情報を入力する必要はありませんので、登録だけでもしておくことをお勧めします。
実際に講義の質を確認したうえで、他の通信講座などの選択肢を検討するのはいかがでしょうか?
CPAラーニングの評判|合格するための具体的な使い方

CPAラーニングの信頼性や特徴を理解したところで、次に気になるのは「このサービスを使って本当に合格できるのか」という点でしょう。
ここでは、CPAラーニングを最大限に活用し、合格を勝ち取るための具体的な使い方や、各級ごとの注意点を解説します。
アプリの効果的な活用法から、多くの人が抱く細かな疑問まで、実践的な情報をお届けします。
CPAラーニングだけで合格は可能か?
結論から言いますと、目指す級によりますが、簿記3級および2級であれば十分に可能です。
その理由は、CPAラーニングが提供するコンテンツにあります。
合格に必要なインプット講義、教科書代わりのテキスト、理解度を定着させるための問題集、そして本番形式の模擬試験まで、一通りの学習ツールがすべて無料で提供されているためです。
実際に、SNS上ではCPAラーニングのみを利用して短期間で合格したという喜びの声も数多く見られます。
ただし、これを実現するには、前述の通り「質問ができない」という環境で、自ら学習を進める力が必要です。
講義で理解が追いつかない部分は、テキストを読み返したり、インターネットで調べたりして自己解決する姿勢が鍵となります。
もし、演習量が不足していると感じた場合には、市販の過去問題集などを追加で活用すると、より合格が確実になるでしょう。
簿記3級・2級講座の効果的な学習法
CPAラーニングを活用して簿記3級・2級の合格を目指すには、計画的な学習が不可欠です。
簿記3級の効果的な学習法
簿記3級は、会計の入門資格です。CPAラーニングの講座は初学者を対象に作られているため、講義動画を順番に視聴し、対応する問題集を解くという基本的なサイクルを繰り返すことで、着実に知識が身につきます。
一般的な学習時間の目安は120時間から140時間程度とされています。1日に2時間学習するなら約2~3ヶ月です。この目安を参考に、試験日から逆算して学習計画を立てましょう。
最後に、無料で利用できるネット模擬試験を本番同様の環境で解き、時間配分や操作に慣れておくことが合格への近道です。

簿記2級を攻略するポイント
簿記2級は3級に比べて難易度が大きく上がります。特に、新たに学習範囲となる工業簿記でつまずく方が少なくありません。
学習時間の目安は、3級の知識がある方で250時間から350時間程度です。商業簿記と工業簿記の講義をバランス良く進めることが大切になります。
どちらか一方に偏らず、毎日両方に触れるような計画を立てると効果的です。
2級は論点が複雑になるため、一度で理解しようとせず、講義と問題演習を何度も繰り返す「反復学習」を意識することが、知識を定着させる上で極めて有効です。

簿記1級講座の難易度と注意点
CPAラーニングでは簿記1級の講座も提供されていますが、1級合格をCPAラーニングのみで目指すのは、かなり挑戦的であると言わざるを得ません。
簿記1級は、公認会計士や税理士などの国家資格への登竜門とされ、試験範囲は膨大で、各論点の深さも2級までとは比較になりません。
CPAラーニングの講義は、インプット学習の強力な土台となりますが、合格レベルに達するには圧倒的な演習量が不可欠です。
そのため、CPAラーニングをインプット学習の主軸としながらも、市販されている質の高い過去問題集や予想問題集、専門予備校が提供する答案練習(答練)などを別途利用し、アウトプットの機会を十分に確保する学習戦略をおすすめします。
便利なアプリの活用で学習効率をアップ
CPAラーニングは、専用のスマートフォンアプリを提供しており、これを活用することで学習効率を格段に向上させることが可能です。
多忙な社会人や学生にとって、隙間時間をいかに有効活用できるかが合格を左右します。
アプリの最大の特長は、講義動画を事前にダウンロードしておける点です。
これにより、通信環境がない場所や、通信量を節約したい場合でも、オフラインで講義を視聴できます。例えば、通勤・通学の電車内や、昼休みといった短い時間を利用して、手軽に学習を進めることができます。
また、講義動画はバックグラウンド再生にも対応しているため、画面を見ずに音声だけで復習することも可能です。
一度学習した範囲を耳から繰り返しインプットすることで、知識の定着をより強固なものにできるでしょう。
CPAラーニングに関連したよくある質問
ここでは、CPAラーニングに関して特に多くの方が疑問に思う点について、具体的にお答えします。
CPAラーニングの無料期間は?
CPAラーニングに無料期間という概念はありません。
会員登録をすれば、全てのコンテンツを無期限で、ずっと無料で利用し続けることができます。
途中で有料に切り替わったり、利用できなくなったりすることはないので、ご安心ください。
CPAラーニングの合格率は?
現時点では、CPAラーニング単体での公式な合格率は公表されていません。
これは、CPAラーニングが資格予備校ではなく、あくまで学習プラットフォームという位置づけであるためと考えられます。
しかし、運営母体であるCPA会計学院が公認会計士試験で高い合格実績を誇ることや、SNS上での多数の合格報告から、講座の質の高さと、それに伴う高い合格者輩出の実績が推測されます。
CPAラーニングで簿記3級に合格するにはどのくらい時間がかかりますか?
簿記3級の合格に必要な学習時間は、一般的に120時間から140時間程度が目安とされています。
もちろん、これは個人の学習経験やペースによって変動します。CPAラーニングでは、簿記3級のインプット講義が合計で約33時間提供されています。
これに加えて、問題演習や復習、模擬試験の時間を考慮すると、上記の目安時間は妥当なラインと言えます。
公式サイト:CPAラーニング
CPAラーニングの評判まとめ
この記事では、CPAラーニングの評判について、怪しいという噂の真相から、無料の理由、そして具体的な活用法まで詳しく解説してきました。
要点をまとめると、CPAラーニングは、公認会計士試験で圧倒的な実績を持つCPA会計学院が運営する、信頼性の高い無料学習プラットフォームです。明確なビジネスモデルに基づいて運営されており、決して怪しいサービスではありません。
講義や教材の質は非常に高く、簿記3級・2級であれば、このサービスだけで十分に合格を目指せます。一方で、質問ができない、自己管理が求められるといった無料ならではの注意点も存在します。
以上のことから、CPAラーニングは「費用を抑えて自分のペースで学習を進めたい」と考える学生、社会人、主婦の方々にとって、最適な選択肢の一つであると考えられます。
もしあなたが簿記の学習に少しでも興味があるのなら、まずは気軽に無料登録し、その質の高さを直接体験してみてはいかがでしょうか。